第138回定期演奏会 指揮者変更のお知らせ

第138回定期演奏会(9月26日)に出演を予定しておりました指揮者のダグラス・ボストック氏は、
新型コロナウイルス感染症に伴う入国制限措置により来日が叶わず、出演を断念せざるを得なくなりました。
そのため、本公演は急遽指揮者を齊藤一郎氏に変更して開催することにいたしました。
曲目およびソリストの変更はございません。
指揮者変更に関して、心よりお詫びいたしますとともに、皆さまのご来場をお待ち申し上げます。

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指揮者変更に伴うチケット代払い戻しについてのご案内は、後日発表させていただきます。
なお、払い戻しのお手続きには、ご購入済みのチケット(半券のついたもの)が必要となりますので、お手元で大切に保管をお願いいたします。


■齊藤一郎
福井県大野市出身。東京学芸大学、及び東京藝術大学音楽学部指揮科卒業。指揮を伊藤栄一、遠藤雅古、岩城宏之、若杉弘、湯浅勇治、佐渡裕、パブレ・デシュパイ、レオポルド・ハーガー、エルビン・アッツェルの各氏に師事。
在学中に安宅賞受賞。1998年より文化庁新進芸術家海外研修員としてウィーンで研鑽を積む。帰国後の2000年6月~2004年3月NHK交響楽団アシスタントコンダクターを務め、この間、サヴァリッシュ、ブロムシュテット、スヴェトラーノフ各氏らの薫陶を受ける。
1997年大阪センチュリー交響楽団(現・日本センチュリー交響楽団)を指揮してデビュー。2002年にはN響を指揮、2003年関西フィルハーモニー管弦楽団で定期公演に初登場。これまでに、読売日本交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、九州交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、京都市交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、東京佼成ウインドオーケストラなど国内主要オーケストラに客演を重ねている。海外においても、セゲト響(ハンガリー)、モラヴィア・フィル(チェコ)、オラディア・フィル(ルーマニア)に客演した他、スロヴァキア・フィル定期公演(2005年)、現地でラジオ放送されたパルドゥビツェ室内管弦楽団(チェコ)定期公演(2007年)などに出演。2009年4月~2014年3月セントラル愛知交響楽団常任指揮者。2014年4月より同団首席客演指揮者。2014年4月~2019年9月京都フィルハーモニー室内合奏団音楽監督。
レパートリーは、古典作品はもとより、芥川也寸志、黛敏郎、伊福部昭、松村禎三など日本の現代音楽を切り拓いてきた巨匠たちの作品、野平一郎、山本和智ら同世代の作曲家たちの作品、海外の現代作品、映画音楽やポップスまで幅広い。特に邦人作品への積極的な取り組みは高い評価を得ており、2014年には第9回名古屋音楽ペンクラブ賞を受賞、齊藤一郎がプログラミングならびに指揮をした2016年4月の京都フィルハーモニー室内合奏団第203回定期演奏会が第15回佐川吉男音楽賞奨励賞を受賞した。
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