Osaka Shion Wind Orchestra 芸術顧問 秋山和慶氏
ご逝去の報に接しまして

当団芸術顧問 秋山和慶氏ご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。
先日指揮者活動引退の報を受けたばかりであり、ご快癒を願っておりましたので誠に残念でなりません。
 
当団とは「大阪市音楽団」時代の第82回定期演奏会(2001年)にK.フサ「プラハのための音楽1968」をはじめとするプログラムで初共演を行い、2003年からは芸術顧問として、現在シンフォニックウインドの重要なレパートリーとなっている楽曲の数々を、秋山氏との日本・世界初演により生み出してまいりました。
当団のみならず、日本の吹奏楽界の発展において多大なる貢献をしていただきましたことに、心より感謝申し上げます。

最後の共演となったShion創立100周年事業「シカゴ・ミッドウエストクリニック」(2023)での公演成功は当団にとっての大きな財産となりました。
秋山氏と20年間にわたり培ってきたシンフォニックウインドのレパートリーを次の世代へと継承していくという思いとともに、楽団員、事務局一同、心よりご冥福をお祈りいたします。
 
公益社団法人 大阪市音楽団