コラム第1弾公開!
2026年3月13日(金) サクソフォン四重奏 NAGISAX
室内楽リサイタル Vol.5
2026年3月13日開催「NAGISAX 室内楽リサイタル Vol.5」のコラム第1弾を公開!
トップバッターはソプラノ・サクソフォン奏者 田端直美のコラムをご紹介いたします。
♪ ルートヴィッヒ!〜アフター・ベートーヴェン(L.v.ベートーヴェン/編曲:髙鍋 歩)
2025年師走はルートヴィッヒ!?
今年もあとわずかですね!2025年は私にとって新たな出会いや再会が多くて、泣いたり笑ったり心が動きまくりの1年でした。
それもこれも旅仕事が多かったからかなぁと思います。
国内外のお客様へ直接音楽をお届けする機会が増えた、充実の年でもありました。
そんなこんなを振り返る師走。第九が各地で演奏されていますね。そう、ベートーヴェンのシンフォニー第九番。
サクソフォン奏者的には「そんなの関係ねぇ!」と思っていたのですが…このたびNAGISAXがリサイタルのトリに取り上げますのは、
そのルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェンなのです。
果たしてベートーヴェンのシンフォニー何番が登場するのか?はたまたピアノ曲とかが登場するのか?
髙鍋センセ(Shion打楽器奏者)が夜な夜な五線紙に向かっております。どんな楽譜が来るのかドキドキ。
クラシック音楽を他のスタイルに編曲することは、洋の東西を問わず昔からやられているようで。
以前、ムソルグスキー作曲「展覧会の絵」で、THE ALFEE 高見沢さんがエレキギターで盛大に絡むというコンサートに乗ったとき、
なんてアバンギャルド!と驚きましたが、「古城」では全く絡まれず寂しくも少しホッとした思い出があります。
これには元ネタがあったようで、1970年代にエマーソン・レイク・アンド・パーマー(ELP)やディープ・パープルが、
オーケストラと共演して熱狂的に支持された映像が残っています。
時代の波に乗っているロックバンドにオーケストラが触発され、会場が沸騰していく熱演がすごい。
今回のルートヴィッヒも、そんな風にクラシックのベートーヴェンをNAGISAXスタイルに編曲してもらっています。
目指すは会場一体になり沸騰すること!どうぞご期待ください。
| 公演概要 | 日時:2026年3月13日(金) 18:30開場/19:00開演 演奏:Osaka Shion Wind Orchestra サクソフォン四重奏 NAGISAX 会場:あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール(大阪市北区西天満4-15-10) |
プログラム |
■ 小四重奏曲(J.フランセ) ■ グラーヴェとプレスト(J.リヴィエ) ■ 四重奏曲(A.デザンクロ) ■ 6つのバガテル(G.リゲティ) ■ The Body of Your Dreams(ヤコブTV) ■ ルートヴィッヒ!〜アフター・ベートーヴェン(L.v.ベートーヴェン/編曲:髙鍋 歩) ※やむを得ぬ事情により、曲目等が変更になる場合があります。予めご了承ください。 |
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次回のコラムもお楽しみに!
田端 直美(ソプラノ・サクソフォン奏者)