ShionについてABOUT

生まれ変わりました。

2015年3月16日　私達は新たなスタートを切りました。 「市音」から「Shion」へ。
「大阪市音楽団（通称：市音）」は、自らの意思で「Shion」として生まれ変わることを宣言し、 90年の伝統と歴史に裏付けされた「本物の音」を出し続ける事で、 今まで応援してくれた、大阪市民のみなさん、全国の吹奏楽ファンのみなさんに、恩返しをしてまいります。
皆様からの温かいご支援、本当に感謝しています。 今後とも何卒宜しくお願い致します。

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  大正10年（1921年）頃から、国の財政が苦しく、第1次世界大戦の経験から、軍備の近代化を促進させる必要が検討され始めたことが要因となり、明治21年（1888年）以来35年の歴史をもった大阪の第四師団軍楽隊が廃隊となりました。ところが大阪では、市民の強い声援もあり、第四師団司令部と大阪市が協議の結果、市の助成団体として、大阪市音楽隊を発足しました。
  これには、第四師団軍楽隊の大阪を中心とした演奏活動、そして民間との積極的で親密な洋楽普及を含む交流が、大きな援けとなりました。

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  大正12年（1923年）10月31日、一応体制の整った大阪市音楽隊は、中之島中央公会堂で、発会式と記念演奏会を開催。生憎の雨模様にも関わらず、聴衆は満堂で埋めつくす盛会となりました。

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  大正14年（1925年）5月10日、社団法人大阪放送局が、三越呉服店大阪支店の屋上仮放送施設から試験放送の電波を流し、6月1日ここから仮放送が開始されました。大阪に置ける放送開始の第1日、正午から30分間、大阪市音楽隊が出演した記念演奏が電波に乗りました。曲目は「君が代」「歌劇（椿姫）抜萃曲」「マーチ・ナパホー」。

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  昭和56年に大阪城公園への移転が決まり、これまで数々の催しを行ってきた天王寺音楽堂にて、さよならコンサートを実施。約5,000人を超える大観衆が詰めかけ、開演後は入場制限を行うほどの盛会となりました。後の昭和57年、市立大阪城音楽堂の開館式が開かれ、たそがれコンサートは大阪城公園の深い縁の中で、催されています。