メンバーMEMBER

MUSIC DIRECTOR音楽監督

宮川 彬良
©PACO

宮川 彬良

Akira Miyagawa

「Shionは、私にとって、
必要不可欠な音を出せる唯一無二の楽団」

私とOsaka Shion Wind Orchestraの出会いは、なみはや国体の時に書いたマーチング曲の演奏をCDで聴いたことがはじまりでした。
この演奏が本当に素晴らしく、私の表現したいことと一致していました。
やがて、一緒に演奏する機会が訪れ、最初の練習から、私の思い通りに表現してくれました。
音楽には、作曲者の意志が譜面に込められていますが、その演奏にはオーケストラとしての意志を感じることができました。
その後、互いに高め合い、音楽監督をさせて頂くに至り、いまや私にとってShionは必要不可欠な音を出せる唯一無二の楽団となりました。
Shionとの演奏では、その曲を書いた時の気持ちや、情景、音楽としての発見や驚きを改めて感じることが出来、想像以上の演奏を生み出すことができています。
この演奏をさらに高め、これからも、音楽の本質・感動を、このOsaka Shion Wind Orchestraと一緒に伝えていきたいと考えています。

Profile

1961年2月18日、東京生まれ。作曲家・舞台音楽家。

東京藝術大学在学中より劇団四季、東京ディズニーランドなどのショーの音楽を担当。その後、数多くのミュージカルなどを手掛け、舞台音楽家として地位を確立。代表作に「ONE MAN’S DREAM」「マツケンサンバ」「身毒丸」「欲望という名の電車」など多数。 また、日本全国で演奏活動も行っており、自身で作曲、編曲、指揮、ピアノ演奏、解説を行いながら進めるコンサートは、定評がある。
2003〜10年NHK教育テレビ「クインテット」、09〜10年NHK-BS2「どれみふぁワンダーランド」、11年〜NHK-BSプレミアム「宮川彬良のショータイム」の音楽を担当、出演。2012年〜アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」の音楽を手掛けている。 舞台、コンサート、テレビ、ラジオなど、多岐にわたるジャンルで活躍している。
2014年より、Osaka Shion Wind Orchestra音楽監督に就任。

PRINCIPAL GUEST CONDUCTOR首席客演指揮者

ダグラス・ボストック

ダグラス・ボストック

Douglas Bostock

「Shionは間違いなく、世界でもトップクラスのプロフェッショナルなウインドアンサンブルのひとつです。」

私がShionを指揮する際には、卓越したプロフェッショナリズムに加え、団員の皆さんの情熱と⾳楽への献⾝を強く感じます。彼らはいつもお互いに敬意を払いながらチームとして協⼒し合い、⾳楽に取り組んでいます。このようなチームの⼀員として、⾳楽の⾼みを⽬指せることをとても名誉に思います。演奏するレパートリーに応じて、⾳⾊やサウンドを柔軟に変化させるその能⼒には、深く感銘を受けています。
Shionは、⽇本の⾳楽界において重要な存在であり、吹奏楽の世界でもその中核を担っています。録⾳や時折⾏われる海外公演を通じて、その評価は⽇本国内にとどまらず、海外にも広がっています。 Shionは間違いなく、世界でもトップクラスのプロフェッショナルなウインドアンサンブルのひとつです。
今後の⾳楽の旅路を、Shionとともに歩めることを⼼から楽しみにしています。

Profile

イギリス出⾝の指揮者。国際的に⾼く評価されている南⻄ドイツ室内管弦楽団の⾸席指揮者兼芸術監督を2019年から務めている。スイスのアールガウ・フィルハーモニー管弦楽団の⾸席指揮者(2001年〜19年)を経て現在は名誉指揮者、スイスのハルウィル・オペラ⾳楽祭の⾳楽監督(2003年〜18年)の重責を担ってきた。 欧州、⽶国、⽇本などで幅広く活躍しており、2000年から10年間にわたり東京佼成ウィンドオーケストラの常任指揮者、⾸席客演指揮者を務め、2005年 と2010年に同楽団の欧州公演を成功に導いた。その他、南⻄ドイツ・フィルハーモニー交響楽団の⾳楽監督(1979年〜1993年)、チェコのカールスバッド交響楽団の⾳楽監督及び常任指揮者(1991年〜98年)、ミュンヘン交響楽団の⾸席客演指揮者(1999年〜2006年)として活躍した。 今までに⽇本では、東京フィルハーモニー交響楽団、新⽇本フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、札幌交響楽団など⽇本を代表するオーケストラへ定期的に客演。海外においてもロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、BBC交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ放送交響楽団、プラハ交響楽団、オーフス交響楽団、カンザスシティ交響楽団、メキシコ交響楽団、カルガリー・フィルハーモニー管弦楽団など国内外の主要なオーケストラに客演。BBCプロムス、プラハの春⾳楽祭、サントリーホール、ウィーン・コンツェルトハウス、ロイヤル・フェスティバル・ホール、ベルリン・コン ツェルトハウス、チューリッヒ・トーンハレ、ライプツィッヒ・ゲヴァントハウスなど国際的に有名な⾳楽祭やホールに出演している。 また、2018年にミラノ・スカラ座歌劇場、ミュンヘン・バイエルン州⽴歌劇場の研修⽣を招いた、新国⽴劇場オペラ研修所開設20周年の記念ガラ・コンサートを指揮し、2020年には同劇場オペラ研修所終了公演でモーツァルトの「フィガロの結婚」を指揮した。 レコーディング・アーティストとしても知られ、100枚以上のCDをリリースしている。その中には、彼の代表的な録⾳であるカール・ニールセン、ロベル ト・シューマンの交響曲集は国際的に⾼い評価を得ており、現在進⾏中の録⾳プロジェクト「ブリティッシュ・シンフォニック・コレクション」は、世界中の⾳楽関係者やファンの注⽬を集めている。 彼は、指揮の指導者としても評価され、⽇本においては東京藝術⼤学の指揮・オペラ科の客員教授として同⼤学との⾼い信頼関係を築くとともに洗⾜学園 ⾳楽⼤学においても客員教授として後進の指導に当たっている。 2022年、ダグラス・ボストックは永年にわたる協⼒関係が評価され、シンガポール軍中央⾳楽隊(Central Band of the Singapore Armed Forces)の名誉客 員指揮者に任命された。さらに2024年には、オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラの⾸席客演指揮者に就任した。

HONORARY ARTISTIC ADVISOR名誉芸術顧問

秋山 和慶

秋山 和慶

Kazuyoshi Akiyama

「Shionの持つ価値を、演奏を通して、
お客様に届けるのが、私の使命です。」

Shionは、100年の歴史と伝統を持ちながら、音楽をしたいというひたむきな情熱を常に感じるオーケストラです。
共に演奏するようになってから10数年。指揮をしていると、沸々とすごく熱のある音が出てくる。音楽的な技量は勿論のこと、演奏者間のコミュニケーションも成立していて、チームで絶妙なコンビネーションを魅せるオーケストラだと思います。
そして演奏会や教室を通して、子どもたちへの教育という面でもShionの貢献度は絶大です。音楽は単に教養だけではなく、人間の幅を広げ、人としての表現力を鍛えます。だからこそ、演奏を通して教育的な活動も積極的に行う、Shionとしての価値を今後も発揮していくことを願っています。

Profile

齋藤秀雄のもとで指揮法を修め、1963年に桐朋学園⼤学⾳楽学部を卒業。1964年2⽉に東京交響楽団を指揮してデビューののち同団の⾳楽監督・常任指揮者を40年間にわたり務める。その間、トロント響副指揮者、アメリカ響⾳楽監督、バンクーバー響⾳楽監督(現在桂冠指揮者)、シラキュース響⾳楽監督、⼤阪フィル⾸席、札幌響⾸席、広島響⾳楽監督・常任、九州響⾸席などを歴任。サンフランシスコ響、クリーヴランド管、ロサンゼルス・フィル、フィラデル フィア管、ニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響、ロイヤル・フィル、NDR北ドイツ放送響、ケルン放送響、ベルリン放送響、スイス・ロマンド管、チューリッヒ・トーンハレ管などに客演している。 これまでに第6回サントリー⾳楽賞(1975年)、芸術選奨⽂部⼤⾂賞(1995年)、⼤阪府⺠劇場賞(1989年)、⼤阪芸術賞(1991年)、第36回川崎市⽂化賞 (2007年)、広島市⺠賞(2008年)をはじめ、東京響とともに毎⽇芸術賞(1994年)、第8回京都⾳楽賞⼤賞(1993年)、モービル⾳楽賞(1996年)、第29 回サントリー⾳楽賞(1997年)を受賞。2001年11⽉に紫綬褒章、2011年6⽉には旭⽇⼩綬章を受章。2014年度⽂化功労者に選出。同年中国⽂化賞(広島)、徳島県表彰特別功労賞を受賞、2015年渡邉暁雄⾳楽基⾦特別賞を受賞。 現在、中部フィルハーモニー交響楽団芸術監督・⾸席指揮者、⽇本センチュリー交響楽団ミュージックアドバイザー、岡⼭フィルハーモニック管弦楽団 ミュージックアドバイザー、東京交響楽団桂冠指揮者、広島交響楽団終⾝名誉指揮者、九州交響楽団桂冠指揮者など多くの任を務め、2024年に指揮者⽣活60 周年を迎えた。 2013年からOsaka Shion Wind Orchestra 芸術顧問、2025年4⽉からはOsaka Shion Wind Orchestra 名誉芸術顧問に就任した。

ORCHESTRA MEMBER楽団員

ピッコロ&フルート

オーボエ&イングリッシュホルン

クラリネット

バス・クラリネット

ファゴット

アルト・サクソフォン

テナー・サクソフォン

バリトン・サクソフォン

トランペット

ホルン

トロンボーン

バス・トロンボーン

ユーフォニアム

チューバ

コントラバス

打楽器